モ ナ ド の 夢

モ ナ ド の 夢

2020-01-01から1年間の記事一覧

─ 心霊研究の黎明 ─  物理学者オリヴァ・ロッジ 心霊研究論文 Ⅱ 

7 「生命と意識」 近代科学の優れた荷い手たちが自分自身にどんなに狭苦しい制限を課しているかを私は次の最も有能な学者の言葉を引用して示そう。 ―科学がその理論をしっかり築き上げて以来、まともな人間では1人として次のようなことを考えた者はなかった…

─ 心霊研究の黎明 ─  物理学者オリヴァ・ロッジ 心霊研究論文 Ⅰ

形はどこまでも分割できる。だが生命はいつもその外にいる。我々は彼(生命)に出会う時だけ彼の存在を知るのだ テニスン 『記憶』 「引力があって物が落ちるのではない」といったのは20世紀最大の科学者アインシュタイン、これに対し ロッジは「死者は生きて…

神道青年全国大会記念シンポジウム講演記録 Ⅱ

「神々と情報 メディアとしての神社」 松岡正剛氏 (編集工学研究所所長) ―京都の四生同堂(しせいどうどう) 今日は神々にかかわる方々のお話しをということで、ちょっと緊張しておりますが、できるだけ私の仕事と私自身が感じていること、それから私の日本の…

神道青年全国大会記念シンポジウム講演記録 Ⅰ

神道青年全国大会記念シンポジウム講演記録 Ⅰ ― 1992.3 「神々の生物学 宗教の進化について」 ── ライアル・ワトソン博士 (Ph.D Lyall Watson) 人間は特別ではない 私たちは動物です。しかも、他の生物に対して強い優越感をもった、きわめて変わった動物です…

ベルクソン バーミンガム大学におけるハクスリ記念講演 Ⅱ

意識と予見不可能性 ところで、世界の中に現われてきた生命をこの角度から考察してみると、生命はただの物質とははっきり対照をなすものをもたらしたことに私たちは気が付きます。 世界は、世界だけのままでは決定的な諸法則に従います。 物質は一定の条件の…

ベルクソン バーミンガム大学におけるハクスリ記念講演 Ⅰ

アンリ=ルイ・ベルクソン(Henri-Louis Bergson [bɛʁksɔn]) 20世紀前半を代表する哲学者 ノーベル文学賞受賞(1927年) 「意識と生命」 バーミンガム大学におけるハクスリ記念講演 (1911. 5. 29) 大きな問題 1人の学者の霊に捧げるといった講演をしようとす…