モ ナ ド の 夢

モ ナ ド の 夢

2013-01-01から1年間の記事一覧

心霊研究とその歴史 Ⅰ -死が定めの生き物がそれに疑問を抱くだろうか?

『霊魂の世界 −心霊科学入門−』 (徳間書店 S.42年刊) 板谷樹(いたや・たつ)昭和5年 早大理工学部機械工学科卒業。 工大助手,助教授を経て,現在,工大教授 財団法人日本心霊科学協会理事。エ学博士 宮沢虎雄 明治19年,東京に生まる。 明治42年,東大理学部実験…

目に見えないものだけが実在である

第3章 「ものに動ぜぬ心」の正しい培い方 はびこる「社会の駄々っ子」達 よく巷問には、「不動心を得る方法」というようなことを、安易に書名に謳った本が出回っている。中には、ずいぶん無責任な内容のものを、時々見受ける。酷いのになると、「腹黒くなる…

無神論と有神論

ご紹介するのは、市井の思想家である吉田忠雄氏の『無神論者は損をする? 知っておきたいあなたと宇宙の関係』という著作です。人間という存在についての深い思索が綴られています。 「人間」─ この底知れぬ神秘なる存在 「生命」の神秘 私たちは、普段、この…

人格神と自由意志

9.神の摂理ということ 神の摂理 これまでいくつかの観点から、神(心的存在、人格神)の存在ということを考えてきたのですが、神がいても、同時にその摂理ということがなくては意味がありません。神がこの大自然や我々人間を創造したという、ただそれだけの…

一切は心のためにある ー「天網恢恢疎にして漏らさず」

6.心は第一義の存在・一切は心のためにある・心は存在の場 心あっての物種 人間、意識がなくては、心がなくては、始まりません。どんな学者や宗教家がどんな理屈を付けたところで、永久に眠った状態では、一切始まらないことは明らかです。植物人間を見れ…