過去数干年に亘る世界の歴史を振り返ってみますと多くの国々が興り亡び、多くの英雄か出現し活躍した事実を私達は知ることが出来ます。しかしそれらの栄枯盛衰興亡の跡の如何に儚く空しいものであるかということを私は深く感ずるのであります。如何に強大を…

さて大国主命の別名に大物主神があります。三輪山を御神体とする大物主神と大国主神とでは何となく同一神と思われない面が多いと私は思うのであります。また四国の讃岐の金刀比羅宮の祭神大物主神も大国主命だと言う人々もいる訳であります。出雲の大国主命…

新世界連盟の理想とする処は国家や国境を超えた１つの世界の建設であり、民族や人種の融合であり、言語や文化の融合でありますが、更に大きく困難な問題として宗教の統一融合を図らねばならないということであります。世界中に多数の宗教が存在し、それぞれ…

私は、昭和41年1月から荒深道斉氏の開かれた「道ひらき修道部」の通信講座で日本神典古事記や日本書紀等の真意は何かということについて学ぶ機会を得たのであります。日本神話は多くの人々には正しい意味は理解されておらず、日本神話を低級な文学作品の如く…

さて金光教の教義の最重要な点は日柄、方位、家相などの吉凶を言うのは迷信であると説いていることにあります。しかし日柄、方位、家相などが迷信であるというのは単純に迷信であると言って否定しているのではないのであり、その迷信にも迷信の裏付けがある…

さて天孫降臨とか神武東征、大化の改新、建武の中輿、関ケ原の合戦などに於いて滅び去った多くの人々がありました。それらの中には自らの欲で罪を犯して滅亡した人々もありますが、罪なくして不幸にも滅亡させられた人々も多かったのであります。戦争は常に…

次に天孫降臨以前に、高天原から大国主命の処へ使者として派遣せられた天若日子(あめのわかひこ)という神があります。此の神は高天原への反逆ということで日本神典では悪神として嫌われていますがそれに対しては大きな謎があります。天孫降臨の時、高天原で…

昭和39年1月、岡山市にある金光教下石井教会を訪ね、先生に教義についていろいろとお尋ねしたり、本を頂いたりして、教義に深い共感を得て帰りました。その後、金光教に関する本を読んだりして勉強しているうちに、私は金光教の教義以上に金光教の祭神である…

昭和38年8月15日、私が神より日本肇国の大理想である八紘一宇の大事業の実現のために立つ様にという使命を受け、１つの世界建設のための実賎理論の完成のために多くの宗教、思想、学問などに真理を求めて研究する様になって以来、満18 年の歳月が流れ去りま…

私が、安原氏の著作に触れたのは大学に入学して暫らくしてからの頃でしたが、同じ頃、欧米の学者が19世紀末頃から取り組んでいた心霊主義にも感化を受けました。(著名な哲学者であるベルクソンやウィリアム・ジェームズは心霊研究協会会長を務めていましたし…

宇宙人たちは神と称して地球人に色々のことを教えているのであるが、地球人の利益や幸福や進歩向上に役立つような正しいことを教えたりはしていない。それらの全てが、最終的には地球人を騙し滅亡させるためであったといえるのである。宇宙人達は、数千年の…

宇宙人たちは地球を彼らの植民地にしようとしているという説もあれば、文明の遅れた地球人を指導するために来ているのだという説もある。しかしそのいずれも正しくない。地球人の武力など取るに足りない程の高度な文明を持っていると思われる宇宙人達が、過…

天文学的に見れば銀河系島宇宙だけでも一千億個の恒星が存在する。それらの恒星の中には、地球よりもはるかに早くから生物が発生し、人類が出現して高度の文明を発展させた星もあれば、地球よりもずっと若くて漸く原始的な生物や下等な生物が出現したばかり…

宇宙学教室(以後、宇宙学と称する)では、星の世界では、高度な文明を創造し、平和で幸福な生活を送っている人々の住む星即ち優良星界と邪悪で低級愚劣な生活を送っている人々の住む星即ち不良星界の区別があると説いている。同学では、地球文明は、地球人類…

序論 悪魔邪神というものは、非常に悪賢くて、しかも強大な霊力を持っている。故に、それらは人間の心を支配することができる。心を完全に支配された人間は、もはや操り人形かロボット同然の存在でしかない。それら悪魔邪神は天変地異なども起こすことができ…

生きるとは、どういうことなのか。この宇宙は何のために存在するのか。それに対する回答を求めて、哲学書や精神世界の書を読み、思索をしてきた。自分なりに、確信を持つに至った宇宙観、人間観について、述べていきたい。 私が大学生だった頃は、丹波哲郎の…