モ ナ ド の 夢

モ ナ ド の 夢

ブログを始めることにしました。

  生きるとは、どういうことなのか。この宇宙は何のために存在するのか。それに対する回答を求めて、哲学書や精神世界の書を読み、思索をしてきた。自分なりに、確信を持つに至った宇宙観、人間観について、述べていきたい。
 私が大学生だった頃は、丹波哲郎の著書が話題になり霊界ブームが起きかけていた頃だった。私も彼の著書に触れ、もしかしたら、あの世はあるのかな、と思ったりした。よく熊本県立や市立図書館に出かけては、精神世界の本を手にとって見たりしていた。その頃、かなり衝撃を受けた本に出会った。それは、新世界連盟という思想団体を主宰している安原修という人の「宇宙の真理」という本だった。内容は、簡単に言うと、地球人類の文明は、悪魔、邪神、邪悪な宇宙人によって導かれて作られたものであり、このままでは、人類滅亡は不可避である、というものであった。
 もっともこの説は、この人のオリジナルではなく(この人は一般の会社員)、独学で様々な宗教、思想を研究していくうちに、宇宙学(田原澄という人が創始者であり、現在も東京で会報の配布という形でのみ活動している)という民間の思想団体に出会い、この説こそ本当の宇宙創造神から伝えられた唯一の思想であると確信し、それを核として、彼独自の思想を発展させたものであった。この本は、自費出版だったと記憶しているので、入手は困難もしくは不可能と思うので、内容の概略を述べていきたい。