モ ナ ド の 夢

モ ナ ド の 夢

【最後の審判】地球という牢獄に閉じ込められた人類の運命

 宇宙人たちは神と称して地球人に色々のことを教えているのであるが、地球人の利益や幸福や進歩向上に役立つような正しいことを教えたりはしていない。それらの全てが、最終的には地球人を騙し滅亡させるためであったといえるのである。宇宙人達は、数千年の大昔から地球上の各地へ降りてきて、人々に様々な誤ったことを教えて誤った文明を築かせてきたのである。彼らは、様々な奇蹟を起こして見せて神の力の偉大さを示して、その陰に隠れて嘘の教えや矛盾だらけの教えを与えて地球人にそれを守らせてきたのである。世界各地に残された神話、伝説、習慣などの多くは彼らによって教えられたものが非常に多いと思われるのである。

 旧約聖書の如きものには、多くの嘘や矛盾が含まれているが、それが神の教え、創造主エホバの教えであるという絶大な権威を持っていたために、多くの人々は正面からその嘘や矛盾に反発することができず、もし聖書を疑ったり反対意見を述べたりすれば、神の怒りに触れ、どれほど恐ろしい罰を受けるかも知れないという大きな恐怖心を抱いているために無理に聖書を正しいものと信じさせられてきたともいえる。矛盾だらけの教えを授けたり、誤った風俗習慣を作らせたり、誤った文化を作らせたりしておいて、それは神の教えであるとか、神から与えられた戒律であるから絶対に正しいとか、これに背くと必ず神罰が当たるとか称して大きな恐怖心を植え付けて、地球人の心を束縛し支配してきたのである。そして、そのような行動は、地球人を騙し滅亡させるという邪悪な大目的を達成させるためである。
 
 現代人たちは、空飛ぶ円盤から宇宙人が降りてきても、もはやそれを神だと思わずに宇宙人だと思うであろう。旧約聖書の時代の如く、神だと称して地球人を騙すことはもはや困難となっているのである。したがって、ヨハネが黙示録を書かされてから後は、宇宙人達は直接、地球の文明人の前に現れて教えを説いたりすることはやめ、専らテレパシーで地球人の霊感者の心を支配して教えを説いたりしているものと思われる。イエスの死後、イスラエル人たちの上に旧約聖書時代の如き偉大な奇蹟が起こっておらず、神が現れたという記録もないという事実などもそのことを証明している。近年は専ら、地球人に気付かれないように地上に降りてきて、地球人を連れ去ったり、様々な不可解な事件を起こしては、知らぬ顔をして地球人が驚いたり騒いだりするのを見て楽しんでいると考えられる。

 世界的なUFO研究家であるブラッド・スタイガー氏が『超次元』という著書の中で、金星人とか火星人だと名乗る人々「スター・メイドン(星の落とし子)」という人々のことを述べている。金星人とか火星人だと名乗る人々は一体どこで生まれたのであろうか。彼らは、地球以外のどこかで生まれ、地球へ連れてこられた地球人ではないかと思われる。昔からよく神隠しといって、まったく心当たりのない状態で行方不明になった人々がたくさんいたが、今日でも、連れ去られた人とか連れ去られかけた人の話もある。宇宙人たちが、ある邪悪な目的でしばしは地球人を誘拐しているのではないかと考えられる。地球人を連れ去って、地球の言葉や文化を研究する他に、強制的に結婚させて生まれた子供たちに特別の教育を施して邪悪な目的に使用しているのだとも考えられる。彼らは「寝ぼけまなこ」とか「眠たそうな目」といわれる物憂げな目付きをしているとのことである。それには、重大な謎が隠されている。都合の良いように教育した人々を地球へ連れてきて、地球人を騙したり迷わせたりするようなことを言わせているのでないか。物憂げな目付きをしているというのは 催眠術をかけられているからとも考えられる。 

 宇宙人たちは何故そのような不可解な行動をとっているのであろうか。それは遠い昔、神と称して地球人の前に姿を現して、教えを説いたり予言をしたり奇蹟を起こして見せたりしたのが実際には神ではなく宇宙人であったということを覚られてはならないということ。そうして今日、空飛ぶ円盤で出没している宇宙人たちもまた地球を滅亡させることを目的としている不良星界人であり、悪魔邪神と呼ばれている邪霊と同じ系統の宇宙人達であるということを地球人達に覚られては困るのである。地球人にそのことを覚られたならば、悪魔邪神や不良星界人が一致協力して地球人類を滅亡させようと努力してきた大計画は実現できないかもしれないのである

 

 
【人間は神の子でもあるが悪魔の子でもある】
 
 さて不良星界では、そこの人類はさぞかし戦争や犯罪や病気などの絶えない恐ろしい社会で苦しんでいるだろうと思うのは大間違いである。人間の世界と同じように、悪党仲間というものは案外お互いに信頼し合い助け合い協力しあっているのであって、彼らは彼らなりに結構楽しく平和な生活を送っていると考えられる。彼ら不良星界人は、殺し合ったり、盗み合ったり、騙し合ったりするのはいやなのである。何故ならば、そんな社会では自分自身も殺されたり、盗まれたり、騙されたりする危険があるからである。他人を騙したり、他人の物を盗んだり、他人が困ったり苦しんだりするのを見るのは楽しいけれど、自分はそんな目には遭いたくないのが悪魔悪党の本心なのである。その代わり彼らは地球人の如き低級な人類を騙して不幸にして楽しんでいるのである。自分たちは絶対に不幸や悲劇に遭わないようにして、他人の不幸や悲劇を見て大いに楽しもうというのが悪魔邪神の本当の気持ちである。悪人は悪人同士で自分たちの利益を守るためにはお互いによく信頼し合うものであり、それは暴力団とが犯罪組織に属する人々を例にとってみれば案外わかりやすいかもしれない。その点、オリオンや北斗七星の悪魔というのは、実際には人間であっても悪魔と呼ぶにふさわしい徹底的な邪悪さと悪賢さを持っているのである。地球人の悪党の如きは彼らの前では駆け出しのチンピラやくざ程度のものである。

 聖書や聖典コーランにおいては、最後の審判が行われることが説かれているが、仏教やヒンドゥー教ではまったく説かれていない。宇宙学に於いては、地球の現界における最後の審判の時は今であると説いている。同学では、現在の地球人類の祖先は、昔、優良星界で罪を犯したために地球へ追放された人々であると説いている。それを裏付けるような歴史上の記録はほとんど存在しない。旧訳聖書の創世記に於いて、人類の祖であるアダムとイヴが神の御教えに背いたために追放されたというところに、その説を微かに裏付けるものがあるといえる。しかし聖書そのものは、決して信用できるものではないのであるので、アダムとイヴの楽園追放は、優良星界で罪を犯したために地球へ追放された人々のことを誤魔化して書いているものと考えられる。地球人は元々、罪人であるとか罪人の子孫であると説くキリスト教の原罪観そのものは当たっているといえる。

 宇宙学に於いては、優良星界で神の御教えを守らない不良人や厄介者をまとめて地球へ追放し洗心の道場とした、と説いている、故に地球は、宇宙間の罪人を収容した牢獄ということになる。日本神典である古事記にも、須佐乃男命が高天原で罪を犯したために根の国へ追放されたと書かれているが、これは地球へ追放された人々のことを暗示しているとも考えられる。然しながら、地球に追放したのは単に罪人として罰するためであったのではなく、地球は宇宙間の牢獄であるとともに、洗心の道場つまり修行のやり直しをする場所であり、一定の期間を定めて洗心の機会を与え、その期限が経過した後には最後の審判を行い、心を洗い清めて正しい人間になることのできた人々は優良星界へ帰ることが許され、それができなかった人々には、もう一度、別の宇宙間の牢獄、すなわち地球よりももっと原始未開の星に追放して、修行のやり直しをさせるというものである。

 心の正しい清らかな人であると認められた人々は、宇宙船に乗せられ優良星界人の住む故郷の星へ帰還し、さながら神の国と呼ぶにふさわしい素晴らしい文明社会で幸福な人生を送ることを許されるであろうし、また優良星界への仲間入りを許された地球へ残って、地上に素晴らしい神の国を建設する機会を与えられる人々もあろう。神は、3,000年間、地球は宇宙間の牢獄の地位にあり、そしてその3,000年の期限は間もなく終わり、地球は、牢獄の地位から解放されて優良星界の仲間入りを許されることになった、と言っておられるのである。

 しかし、地球が宇宙間の牢獄でなくなったということは、地球人が罪人の地位から開放されることを意味しない。心を洗い清める修行を怠り、穢れた行為ばかりをしている人々は別の牢獄へ移されねばならないのである。それには2通りの方法がある。一つは、生きた人間を宇宙船に乗せて別の星へ連れていく方法。もう一つは、霊を別の星へ連れていき、追放された罪人の子孫に生まれ変わらせて、もう一度洗心の修行をさせるという方法である。その場合、正しい人と邪悪な人との区別をするのは優良星界人であり、その意味では最後の審判を行うのは神ではなく優良星界の宇宙人達であることになる。追放される原始未開の星が地球よりも住みやすい星であることは絶対にない。地球よりも文化の遅れた、資源の乏しい、気候条件の悪い、猛獣毒蛇などの多い原始未開の星へ追放されるのである。 

 地球の上空に、大宇宙船団が現れる時は、恐るべき大悲劇が起こる時である。宇宙人達は、神の御意思のままに、罪人と認定した人々を情け容赦なく宇宙船に乗せるであろう。財産も何も持つことを許されず、着のみ着のままでの姿で親子、兄弟、友人と離れ離れになって泣き叫びながら多くの人々が宇宙船に乗せられるだろう。中には宇宙人に抵抗して殺される人々もあれば、恐ろしさのあまり自殺する人々もいるであろう。それがいかに恐ろしい悲惨な出来事であるかは想像を絶するものがある。

 この事については、裏付けとなる説がある。アメリカ人のダニエル・フライ氏は、彼の著書「私は円盤に乗った」の110p「なぜホワイトハウスの庭に着陸しないのか」の項で次の如く、宇宙人アランの話を載せている。「我々の到着は君たちの社会のエゴのバランスを大きく混乱させることになるだろう。沢山の人々は死に物狂いで、宇宙の第2の場所に投降させられるのを避けるためにどこまでも論議し、簡単に我々の存在を否定する。我々の実在を彼らの意識の中にを容認させることを強引にやったとすると、30%は我々を神と考え、彼ら自身の幸せの責任を我々に押し付けようとするんだ。」
この中で「宇宙の第2の場所に投降させられるのを避けるために」という言葉は重要な意味を持っていると考えねばならない。宇宙の第2の場所とは地球以外の場所という意味である。宇宙人アランは、今のままでは多くの地球人はやがて宇宙船に乗せられて、第2の宇宙間の牢獄へ追放される日が来ることをよく知っているのである。宇宙人達にとっては、そんなことは当たり前の常識なのである。然るに、地球人は自分たちの前途に待っている悲惨極まりない悲劇を何も知らずに、我儘勝手なことばかりして暮らしているのである。真に哀れで愚かである。

 宇宙人達が、我々を助けに来てくれる、という説を唱えるものに、オイカイワタチがある。オイカイワタチの渡辺大起氏は著書の中で「当たらなくなったノストラダムスの予言」といって、次の如く述べている。
 今の地球は「世の終わりという大周期に突入している」のです。地球は、過去の歴史においても「世の終わりの大周期」をたびたび迎えたのですが、これまではいずれも「失敗の世の終わり」となってきたのであります。実は地球はこれまでに6回の「世の終わりの大周期」を迎えたのでありますが、そのいずれもが「失敗の世の終わり」となってしまったのでありました。したがって、現在は7回目の「世の終わり」という大周期の真っ只中にあるのです。しかも今回の世の終わりにおいては、これまで繰り返されてきた失敗の世の終わりのカルマが加わって、実に大きなカルマとなって地球を覆い尽くしているのです。
 1960年当時、宇宙人の方が次のように言われました。「地球はあまりにも邪悪で、物欲的で、地球人を説得することは不可能です。やがてすべてが終わるでしょう。」「私は今まで、いろいろな人に何度も話をしました。しかし信じてくれる人は極めて僅かしかなく、私はほとんどの場合、完全に狂人扱いされました。それで私はもう二度と話をしたくないと思いました。しかし私は自分の任務を果たしたいのです。」「ある星の人たちはほとんどあきらめました。」「しかし、今、地球の上空を飛んでいる円盤に乗っている人たちは諦めておりません。」
このように、ある星の人たちはほとんど諦めてしまったほどに邪悪に覆われ、物欲に包まれた、たかるカルマの地球では、当然、今回の「世の終わり」も「失敗の世の終わり」となる筈でありました。ですから、400年前の「ノストラダムスの予言」が人類の滅亡を語るものであっても決して不思議でなく、むしろ当然のことなのです。しかし、この予言は当たらないことになりました。私はこのことを皆さんに申し述べるためにここに来たのです。今回の「世の終わり」の戦いにおいては、天の神様に「特別の手段」をとって頂いたのです。この「特別の手段」とはワンダラーの系統で申しました「天の役をする神様のワンダラー」を地に降ろして、地球の“無の世界(根源の世界)”の“根のカルマ”を解いて頂いたことをいうのです。 “無の世界”の“根のカルマ”が解けたことにより、地球には新生の礎ができました。そしてこれによって皆様方は全員救われることになったのです。

 こんなものが真実である保証などどこにもない。オイカイワタチでは、地球人の抵抗を弱める目的と同時に、悲劇をうまく誤魔化して前途に希望を持たせているだけであり、それを信じていた人々は自分達が他の星へ追放されて初めて騙されたと気付き、それからいくら怒っても泣いても後の祭りなのである。



 以上述べてきた概要は「宇宙の真理」ではなく「ノストラダムスの予言に対する反論 人類滅亡を救う道」という著作のものです。(私の感違いでした。)この著作では、ノストラダムスの予言が、人類を愛し慈しみ給う存在であるはずの神の予言であるならば、自らの罪や誤りの故に滅亡して行こうとしている人類に対する怒りや悲しみや嘆きが必ず表現されているはずであるが,それらが一切見出されず、冷酷さしか感じられない点から、悪魔による意志表示、予定発表のような性質のものである、との主張をされています。

 また、宇宙学の説くように、共産主義もキリスト、イスラム教と同じく地球で主流のオリオン系の悪魔邪神が作らせたものであり、土星系の悪魔が作らせた仏教が、中国を始めとする東アジアに於いて共産主義に圧倒され次第に衰退したのは、階級闘争や暴力革命を是とする共産主義無政府主義の方が大戦争を起こさせるには好都合であり、中国十億の民衆の総力を結集させて大戦争を起こさせる為の悪魔の布石である、とも述べています。